玲's profile玲のスペースPhotosBlogListsMore ![]() | Help |
玲のスペース |
||||||||||||||||
|
June 01 短歌26首 「不知火海」に捧ぐ水俣病ドキュメンタリー映画「不知火海」に捧げます 2009年6月24日に1回忌を迎えられる土本典昭監督とそれを支え、共同制作された土本基子女史、現場に引きずり込む映像を撮ることができるカメラマン大津幸四郎氏に敬意を表して 知らぬなら 海の深さの 青知らず 不知火海の死と 生の青 人生かす 殺すも人の 果ての青 我を殺すか それとも生かすか 水俣よ この胸過ぎる(よぎる)問い重き この子の罪は 無いのは分かる 君の声 聞こえまじとは 海を見る 海の底まで 耳をあてたい 窓開ける 潮の匂いで 部屋満ちる 生きる願いが 我狂わせる 君のいた 部屋の大きさ 今に知る 小さな窓と 大きな夢の 蚊帳の外 海鳴り響く 夜もふけて 我の爪先 夏風さわる 風呂の窓 友の声聞く 初夏の夕 我を誘うは 祭りのはやし 君の知る 地獄の痛み 我知らず この残酷な 皮のひと皮 我可笑し(おかし) 我が子の笑み見て 嫉妬する この子の自由が 我の未来ぞ 父が死に 母が死んだ 位牌見る 我を見下ろし 我を手招く 君思う いっしょに遊んだ海の濱 また何時ぞやは 手をつないで この景色 我がまぶたの裏にある 憎むことが できるならば 夏の色 父の笑顔と 蛸の舞 雲は流れて 我を捕らえる 海帰る その日に続く この痛み 心と体 分かつもの無く 海と山 人と景色を分ける毒 メスで切り取る ことなどできぬ 狂おしき 憎しみの火の 蒼い火よ だれを焼くも 許されじなん かがり火の 炎の揺らぎ 胸に落ち 我を焼きて 海に流さん 夜の宵 女の叫び 海鳴りの そこにいるなら この手に戻れ 残酷な 神々の島 不知火海の その美しさ 鬼をも恐る 人刺さず 子を殺めずに 生きた人 その優しさと その不思議 小さき魚(ゆ) 大きな魚に 喰われゆく その運命が 我を生かさん 人はなぜ だれにも食われず 死んでゆく その運命の 孤独なるや 青い海 ヘドロが変えた 運命よ 誰に伝える 誰を助ける 君恋し 君が残した 夢の数 きっと私が海に返す 蓮が咲く 池の水にも 魚(ゆ)遊ぶ 忘れたものは 海の残り香 May 23 BEIJING HAIKUつるばらつるばら 我が願い聞き給え turubara turubara waganegai kanaetamae 藤本蔷薇呀 你听我的愿望 藤本蔷薇呀 薔薇の散る ぱらりぱらりと 我が胸に BARANOCHIRU PARARIPARARITO WAGAMUNENI 蔷薇凋落的 轻轻的声音 到我的胸部 空晴れる 我が狂おしさ 吸い取る青 SORAHARERU WAGAKURUOSHISA SUITORUAO 天空晴天了 我的发疯般的 天青色吸收 薔薇の名は 空の青さに 名はなきに BARANONAHA SORANOAOSANI NAHANAKINI 蔷薇的颜色 天空的名字 谁知道 薔薇の棘 刺したる指に 我を知る BARANOTOGE SASHITARUYUBINI WAREWOSHIRU 蔷薇的刺儿 扎了手指上 让我知道自己 BEIJING HAIKU芝の露 月夜に踊る 友の影 shibanotuyu tukiyoniodoru tomonokage 结缕草 在月夜影子跳舞 带露水的 May 16 俳句 在桂林 阳朔 2009/5/4-9桂林から陽朔の街まで フェリーで4時間乗って川を上り 陽朔の村に5泊しました 山水画の中の村です 5日間日中自転車に6時間は乗っていたので 腕を真っ黒に日焼けしました 古代より ありし山々 初夏を見る kodaiyori arishiyamayama syokawomiru 山の弓 引いてははなし またはじく yamanoyumi hiitewahanashi matahajiku 老油条 甲天桂林 米粉店 LAOYOUTIAO JIATIANGUILIN MIFENDIAN ラオヨウティアオ ジアティエングイィン ミーフェンディエン (お米の面の焼きそばと桂林ダックの安くておいしいお店) 人の輪や 玉の声より 娘と知る hitonowaya tamanokoeyori musumetoshiru ガジュマル(大榕树)や 鳥の囀り(さえずり) 乞食の歌 gajumaruya torinosaezuri kojikinouta ガジュマル(大榕树)が1400年 生求む gajumaruga senyonhyakunen seimotomu 花飾り 河の流れに 逆らいけり hanakazari kawanonagareni sakaraikeri 爆竹の 音で聞く日の 嫁衣装 bakuchikuno otodekikuhino yomeisyou 壮族の 扉の紅い 願い見る souzokuno tobiranoakai negaimiru 鍾乳洞 そのしたたりを 千年待つ shounyuudou sonoshitatariwo sennenmatu 大陸の 内側に入る 鍾乳洞 tairikuno uchigawanihairu syounyuudou 湯に入る 岩肌あたる 鍾乳石 yunihairu iwahadaataru syounyuuseki 亡き叔母は いっしょに景色が 見たい人 nakiobaha issyonikeshikiga mitaihito 路の花と 編んだ草鞋と 蕨もち ronohanato andawarajito warabimochi 鳥の声 重なる二胡の 橋の元 torinokoe kasanarunikono hashinomoto 河流る 白い飛沫と 泡となる kawanagaru shiroishibukito awatonaru 路の牛の 瞳の奥の やさしさよ ronoushino hitominookuno yasashisayo 我包む その大きさよ 陽朔の山 waretutumu sonoookisayo yousakunoyama その景色 忘るる日まで 陽朔山 sonokeshiki wasururuhimade yousakusan 沢流る 腕を洗いて 旅終わる sawanagaru udewoaraite tabiowaru このスペースにアクセスしていただき、ありがとうございます。
|
|||||||||||||||
|
|